真鍮の引手

建築の部品のはなし

 部屋は基本的に床、壁、天井で仕切られているのですが、その床壁天井の仕上げ方はいろいろ悩んで検討すると思いますが、そこに付随する物も雰囲気を大きく左右するものです。

 例えば比較的大きな物としてドア等の建具。建具自体のデザインに加えて取り付けるノブや取手、鍵もイメージに合わせないと何となくチグハグになってしまうかもしれませんよね。
その他には、照明器具やスイッチ類もそう。細かくなりますが、家具や、カーテンにも同じ事が言えます。

 建具の場合、アトリエdoorの物件は建具屋さんで製作して頂いていて、引手も作ってもらっています。でも、古い建物等を見ていると建具に使っている金物にも魅力を感じたりもします。
昔の引き戸や、硝子戸の手掛けはシンプルなものが多く、物件に合わせて金物メインで進めてみるのも良いかも知れないと思ったりしています。

 
 例えば下の写真は真鍮の金物。大正時代くらいのデッドストック物。ビスがセットでは無いので探して揃える必要があります。
このような金物、現在はアルミやステンレス製に置き換わって来ています。
同じデザインでもシルバーのやつが多いです。
もちろん他にも金物は沢山あるので、いろいろなデザインとカラーの物がありますし、真鍮製も限られますがまだある事はあります。

ただ、真鍮は新品だと金色でピッカピカなので、存在感あってちょっと敬遠しがちになってしまいます。
使っているうちにだんだん味が出るのでその経年変化を楽しむのもありかも知れないですが、始めからうまくマットな状態にならないかと思ってしまいます。


最近ではそんな所を考慮した、若干古びた処理をしたものも出て来ている。
先のものとはデザインが違いますが、現在施工中の物件で使うため、取り寄せてみた。
まだピカピカしている感じもありますが、なかなか良さそうです。


取り付けのビスも、見えてくる場合はこだわって雰囲気を揃えたいところです。
マイナスネジがいい雰囲気。これがまたなかなか揃わない。
こだわり出すとキリがないですが、ちょっとした所で雰囲気も変わるし満足度も変わってくるのかなと思います。
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